野菜のきほん
四角豆(うりずん豆)の下処理
熱帯アジア原産の四角豆(シカクマメ)。沖縄では別名「うりずん豆」と呼ばれ、四角形でひだがついているユニークなかたち。筋が残っていると口当たりが悪くなるので下処理しましょう。
葉唐辛子の下処理
夏の終わり頃になると、枝付きの葉っぱがついた状態で収穫された「葉唐辛子」が流通することがあります。葉にはアクがあるので、下処理してから料理に使用してください。佃煮などに!
おかわかめの下処理・茹で方
おかわかめは、和名は「アカザカズラ」という、つる性の多年草植物。加熱するとぬめりが出て、見た目もその名のとおり、まるでワカメのよう!細かく刻むとさらに粘りが感じられます。さっと茹でて、お浸しや和え物などに。
豆類・穀類のきほん
小豆の炊き方・ゆであずき
小豆は水に浸ける必要がなく、すぐに調理することができます。小豆は加熱すると崩れやすいので、かき混ぜすぎず、弱火でゆっくりコトコトと煮るのがポイントです。
赤えんどう豆の茹で方
「赤えんどう豆」と聞いて、ぱっと思い浮かぶ方が意外と少ないかもしれません。あんみつや豆かん、豆餅、豆大福などに入っている、あのお豆のことです。塩ゆでした赤えんどう豆は、ホクホクとしてお酒のおつまみなどにも合いますよ。
ワイルドライスの茹で方
ワイルドライス(wild rice)はイネ科マコモ属の植物の実。アメリカ先住民も食していたといい、インディアンライス(Indian rice)とも呼ばれています。硬めに茹でるとプチプチした食感に。お米のように粘りけはないので、サラダやスープなどにおすすめ!
出汁のきほん
おでんの出汁
寒くなり始めた秋から冬にかけて、なぜか恋しくなる「おでん」。おでんの出汁つゆは便利なインスタント製品もあって、スーパーで手軽に購入できますが、丁寧に出汁をとるところから、はじめてみませんか?
有機ハーブのブーケガルニ
寒さが増してくると恋しくなる、シチューやポトフなどの煮込み料理。和食の煮込み料理に“出汁”が欠かせないように、西洋の煮込み料理には「ブーケガルニ」が欠かせません!
基本の出汁の取り方「椎茸と昆布の精進だし」
昆布に含まれる旨味成分「グルタミン酸」と、干し椎茸に含まれる「グアニル酸」。相乗効果で旨味が引き出され美味しい出汁に!鰹節を使わないため動物性素材不使用。ベジタリアンの方、ヴィーガンの方、精進料理にもどうぞ。
種実類のきほん
栃の実の下処理、あく抜き
とちの実をアク抜きをするにはいくつもの工程を経る必要もあり、かなりの時間と労力を要します。普段なにげなくいただいていた「とち餅」が、こんなにも手間がかかっていて、昔の人の生活の知恵がつまったものだと実感するかも!?
栗の皮むき
面倒な栗の皮むき。便利な「栗剥き器」も販売されていますが、包丁さえあれば大丈夫!1つ1つ剥くのは少し大変だけど、この時期の秋の味覚を楽しむ手仕事だから、剥いている時間もきっと楽しくなるはず。
栗の茹で方
秋の味覚、栗。栗ご飯や、焼き栗、甘栗、栗を使ったスイーツなど、食べ方はいろいろありますが、一番シンプルな食べ方は茹で栗。茹でるのに少し時間はかかりますが、ホクホクとした美味しい栗を、存分に味わいたいですね。
山菜のきほん
|アク抜き|
野芹の下処理
自生している野生の芹(野ぜり)は、不揃いなものが多く根っこも短かったり汚れがあったりするため少し手間はかかりますが、丁寧に下処理をしてから、お浸しや和え物、鍋ものなど、様々な料理でお楽しみください。
天然なめこの下処理
スーパーに行けばいつでも手に入る滑子(なめこ)ですが、森の中で自然に育った天然なめこの旬は秋。市場に出回ることはほとんどありませんが、キノコ狩りや産直などで入手ができたら、ぜひ味わってみてください。
松茸の下処理
秋の味覚の王様「松茸」。松茸を調理する前には必ず下処理を行わなければなりません。水で洗うとせっかくの松茸の風味が落ちてしまうため、なるべく洗わないようにしましょう。