野菜のきほん
スナップえんどうの下処理・茹で方
春が旬のスナップえんどう。2月頃から店頭に並び始めます。絹さや(サヤエンドウ)同様、鞘ごと食べられます。絹鞘に比べ筋が固いので、下茹でする前にしっかり筋を取り除く事が必要です。
里芋の下処理
秋から冬にかけてが旬の里芋は、独特のぬめりとねっとり感が魅力。その特徴を生かすため、調理によっては下処理が必要ない場合もありますが、事前に下処理することをオススメします。
大豆もやしの下処理・茹で方
「大豆もやし」のひげ根は、もやし独特の匂いが強くて苦手な方も。また、ひげ根部分は繊維質で筋っぽいことから、そのままでは口当たりが悪く食感を損ねてしまうため、事前に下処理をすることをおすすめします。
豆類・穀類のきほん
基本の寿司酢・酢飯
節分の太巻きやひな祭りのちらし寿司、手巻き寿司を作る時に覚えておきたい、基本の寿司飯。炊き立てのご飯を平らに広げることができ、余分な水分を吸収してくれる木の寿司桶を、できれば使ってみてください。
赤いんげん豆(レッドキドニー)の茹で方
赤いんげん豆(レッドキドニー)は、小豆と同じような赤い色をしていますが、小豆よりも大粒。茹でても崩れにくいので、サラダなどにもおすすめです。
小豆の炊き方・ゆであずき
小豆は水に浸ける必要がなく、すぐに調理することができます。小豆は加熱すると崩れやすいので、かき混ぜすぎず、弱火でゆっくりコトコトと煮るのがポイントです。
出汁のきほん
おでんの出汁
寒くなり始めた秋から冬にかけて、なぜか恋しくなる「おでん」。おでんの出汁つゆは便利なインスタント製品もあって、スーパーで手軽に購入できますが、丁寧に出汁をとるところから、はじめてみませんか?
有機ハーブのブーケガルニ
寒さが増してくると恋しくなる、シチューやポトフなどの煮込み料理。和食の煮込み料理に“出汁”が欠かせないように、西洋の煮込み料理には「ブーケガルニ」が欠かせません!
基本の出汁の取り方「椎茸と昆布の精進だし」
昆布に含まれる旨味成分「グルタミン酸」と、干し椎茸に含まれる「グアニル酸」。相乗効果で旨味が引き出され美味しい出汁に!鰹節を使わないため動物性素材不使用。ベジタリアンの方、ヴィーガンの方、精進料理にもどうぞ。
果実類のきほん
あけびの皮の下処理・アク抜き
9月から10月頃、紫色のあけびの皮がぱっくりと割れて中の果肉が姿を現します。あけびの皮はアク抜きをすれば美味しく食べられます。里山の秋の恵みを味わってみませんか?
渋柿の渋ぬき。さわし柿の作り方
渋柿は渋抜きをする必要があります。渋抜きにはいくつかの方法がありますが、家庭で行うのに一番手軽なのは「アルコール脱渋」。醂す(さわす)ことで、美味しく食べられるように!
青山椒・実山椒の下処理
香り豊かでやわらかい山椒の未熟な実は「青山椒」「実山椒」と呼ばれています。これら青山椒(実山椒)が入手できるのは、初夏のほんの短い間だけ。細かい小枝から実を外す下ごしらえは、初夏の手仕事!
種実類のきほん
栃の実の下処理、あく抜き
とちの実をアク抜きをするにはいくつもの工程を経る必要もあり、かなりの時間と労力を要します。普段なにげなくいただいていた「とち餅」が、こんなにも手間がかかっていて、昔の人の生活の知恵がつまったものだと実感するかも!?
栗の皮むき
面倒な栗の皮むき。便利な「栗剥き器」も販売されていますが、包丁さえあれば大丈夫!1つ1つ剥くのは少し大変だけど、この時期の秋の味覚を楽しむ手仕事だから、剥いている時間もきっと楽しくなるはず。
栗の茹で方
秋の味覚、栗。栗ご飯や、焼き栗、甘栗、栗を使ったスイーツなど、食べ方はいろいろありますが、一番シンプルな食べ方は茹で栗。茹でるのに少し時間はかかりますが、ホクホクとした美味しい栗を、存分に味わいたいですね。
山菜のきほん
|アク抜き|
ふきのとうの下処理
早春の時期だけにしか味わえない、蕗の薹(ふきのとう)には独特の香りと苦みがあります。水に漬けてアクを抜いたり、熱湯でさっと茹でることで苦みも少し和らぎます。
ふきの葉の下処理・アク抜き
山蕗(やまふき)は葉柄は細く葉も小さめです。葉っぱは捨ててしまいがちですが、食べることができます。葉のほうがアクが強いので、しっかり下処理する必要があります。
穂先筍の下処理
穂先筍(ほさきたけのこ)は、土から顔を出し伸びたタケノコの穂先の部分を食用とするもの。一般的なたけのこと同じ孟宗竹(もうそうちく)なので、下処理する必要があります。