里芋の小芋を茹でるか蒸すなど調理して、皮を上の部分だけくるりと剥いていただく、衣被ぎ(きぬかつぎ)。昔、高貴な女性が外出する際に、衣をかぶって顔を隠す様を連想させるから!?里芋の皮を剥いた白い部分が女性の白いお顔を思わせた、ということでそのような名前が付いたのだそうです。里芋といえば煮物料理が定番ですが、蒸して塩をつけていただくこの食べ方は、シンプルだからこそ素材そのものの美味しさが感じられます。塩や味噌だけでなく、トッピングで色々なアレンジも楽しめますね。

材料

  • 有機里芋 適量
  • 黒胡麻  適量
  • 自然塩  適量

道具

  • 蒸し器

作り方

1.里芋はよく洗い、土や汚れを落とす。毛羽立ちの気になる場合はタワシなどで落としておく。

2.底の部分を軽く切り落とし、すわりを良くする。中央部分にぐるっと切り込みを入れておく。

3.切り口を下にして、蒸し器で蒸す。

4.切れ込みに沿って、上の部分の皮を剥く。

5.適量の塩をふり、胡麻を飾る。
※市販の胡麻塩を使ってもOK。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato