春の山菜の代表的存在、蕨(わらび)。この時期、山へ山菜採りに出かけたり、山菜採りが趣味のご近所さんにおすそ分けいただくこともあるのではないでしょうか?保存可能な水煮なども販売されていますが、もし採れたての蕨が入手できたら新鮮なうちに灰汁抜きをして美味しく味わいたいですね。シンプルにおひたしや煮つけにしたり、炊きごみご飯もおすすめです。蕨の香りや風味を生かすため、味付けはシンプルに。蕨だけでは油分が無いため、油揚げやお好みで鶏肉などを入れて、油分や旨味を補って!

材料

  • 有機白米  2合
  • 水    350ml
  • わらび(あく抜きしたもの) 100g~
  • 有機油揚げ  2/3枚(50g)
  • 昆布   2枚 (5㎝角くらい)
  • 有機淡口醤油 大さじ2
  • 酒    大さじ1
  • 自然塩  小さじ1/2

道具

  • 土鍋

作り方

1.わらびを下処理する。(水煮を使用してもOK)下処理を終えたわらび100g程度を1~1.5cm程度の長さに切る。油揚げは下処理(油抜き)し、短冊切りにする。
お米をといで1~2時間程度水に浸し、ざるにあげておく。

わらびのアクは灰で抜く。蕨の下処理

2.土鍋に1の米と分量の水、その他調味料を入れて溶かし混ぜたら、昆布、刻んだ油揚げとわらびを入れる。

3.土鍋に蓋をして、中火~やや強火にかけ、10~15分程度で中のお湯がぐつぐつ煮えてきたら、弱火にしてさらに15~20分炊く。炊きあがったら火を止めてしばらく蒸らす。

出汁用の昆布を取り出し、具材をほぐすように混ぜる。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato