秋の味覚、キノコの中でもとりわけ香りが強い松茸。高級食材ですが、旬の時期に1度はその香りや風味、歯ごたえを堪能したいものです。松茸の料理の定番といえばホイル焼きや松茸ご飯、そして土瓶蒸し。料亭などで出されるイメージが強いので少し敷居が高い気もしますが、家庭でも簡単に作ることができます。専用の土瓶が無ければお鍋で作ってお椀でいただいても◎

材料

  • 国産松茸  2~3本
  • 昆布出汁  400ml
  • 酒     大さじ2
  • 有機醤油(淡口) 小さじ2
  • 自然塩 小さじ1/2
  • 海老  適量
  • 銀杏  適量
  • 三つ葉 適量
  • すだち

道具

  • 土瓶(土瓶蒸し用)

作り方

1.松茸を下処理して、1/4に裂いておく。

松茸の下処理

2.海老は背ワタを取り、さっとゆがく。銀杏は、殻付きのものは割ってから薄皮を付けたままさっと湯がき、薄皮を剥いておく。昆布で出汁をとっておく。
※海老以外にも、鱧、白身魚や鶏肉などお好みの具材を入れても◎

3.土瓶に出汁、海老、銀杏など具材、松茸を入れて出汁を注ぎ火にかける。

4.ひと煮たちしたら火を止め、2から3cm程度に刻んだ三つ葉を加えて蓋をする。

まずはそのまま、おちょこでだし汁をいただきます。2口目以降は、すだちを絞って味わいの変化も楽しんで。

土瓶の中にある松茸やその他具材を、お箸で取り出していただく。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato