野菜のきほん
おかひじきの茹で方
海藻の“ひじき”に見た目が似ているからその名がついたという、“おかひじき”は、山形県で古くから栽培されてきた伝統野菜のひとつ。6月ごろには露地物も出回ります。
四角豆(うりずん豆)の下処理
熱帯アジア原産の四角豆(シカクマメ)。沖縄では別名「うりずん豆」と呼ばれ、四角形でひだがついているユニークなかたち。筋が残っていると口当たりが悪くなるので下処理しましょう。
葉唐辛子の下処理
夏の終わり頃になると、枝付きの葉っぱがついた状態で収穫された「葉唐辛子」が流通することがあります。葉にはアクがあるので、下処理してから料理に使用してください。佃煮などに!
豆類・穀類のきほん
たかきびの茹で方・炊き方
モチモチと弾力ある食感が魅力のたかきび(高黍)。ご飯と一緒に混ぜて炊くとほんのりピンク色に染まり、食感も楽しめる。そのまま炊くと見た目も食感もひき肉風になることから、植物性のお肉(ひき肉)の代替として色々な料理にアレンジも可能!
白花豆の白あん
手作りの和菓子作りに欠かせない、餡子(あんこ)。自家製のあんぱん、手作りおはぎや大福などに「白あん」を使いたい方へ。ないのなら、乾燥豆を入手して一から手作りしちゃいましょう!
有機大豆を蒸す。蒸し大豆
大豆に含まれる栄養成分が茹で汁に溶け出てしまう事を考えると、「蒸す」という調理方法の方が、ほくほくの食感と大豆の旨味をしっかり味わうことができます。
出汁のきほん
基本の出汁の取り方「鰹と昆布の合わせだし」
「かつおぶし」と「昆布」の黄金の組み合わせ、基本の合わせ出汁。鰹節の旨味成分「イノシン酸」やおよそ20種類にも及ぶアミノ酸に加え、昆布に含まれる旨味成分「グルタミン酸」もプラス。
基本の出汁の取り方「煮干しだし・いりこだし」
煮干し(カタクチイワシ)を使ったいりこだし。頭とはらわたを取り除いて下処理しておくと、より雑味がなくなり澄んだ美味しい出汁に!お子様と楽しみながら一緒に手仕事するのもおすすめ。
基本の出汁の取り方「昆布だし」
定番の出汁のひとつ、「昆布だし」。昆布だしは煮出しするほか、「水だし」するだけでも美味しく旨味を引き出せる。出した後の昆布も刻んで煮物にしたりと、捨てるところなし!
果実類のきほん
種実類のきほん
蓮の実の下処理
薬膳料理やアジアンスイーツに使われていることで知られる、蓮の実(蓮子)。豆のような見た目の蓮の実ではありますが、スイレン科の多年草、蓮(ハス)の種子です。蓮の花托(かたく)部分、蜂の巣のような穴に入っている種子が「蓮の実」なのです。
ぎんなんの殻割りと薄皮剥き
ぎんなんは、茶わん蒸しや釜飯、お酒の肴、おせちに松葉銀杏など、季節も感じさせてくれるお料理の名わき役です。
和くるみの殻を割る
国産、天然の和くるみ(鬼胡桃)。剥きたての胡桃はみずみずしく風味も豊か。ひと手間かかりますが、殻つき、ニッポンの和胡桃(鬼胡桃)がおすすめですよ。
山菜のきほん
|アク抜き|
野芹の下処理
自生している野生の芹(野ぜり)は、不揃いなものが多く根っこも短かったり汚れがあったりするため少し手間はかかりますが、丁寧に下処理をしてから、お浸しや和え物、鍋ものなど、様々な料理でお楽しみください。
天然なめこの下処理
スーパーに行けばいつでも手に入る滑子(なめこ)ですが、森の中で自然に育った天然なめこの旬は秋。市場に出回ることはほとんどありませんが、キノコ狩りや産直などで入手ができたら、ぜひ味わってみてください。
松茸の下処理
秋の味覚の王様「松茸」。松茸を調理する前には必ず下処理を行わなければなりません。水で洗うとせっかくの松茸の風味が落ちてしまうため、なるべく洗わないようにしましょう。