甘酒に含まれる「酵素」の働きが注目されていますが、酵素は熱に弱いものです。一般に市販されている甘酒の多くは火入れ、加熱殺菌処理をしていることから、酵素の働きは低下していたり、失ってしまうと言われています。甘酒は米をお粥状にして米麹と混ぜ、温度を50~60度に保ちながら6~10時間ほど保温すれば家庭でも簡単に作ることができますよ。発酵が進みすぎないように、火入れなどをしなければ、甘酒に含まれる高い栄養価に加え、酵素の働きも享受できるかも?

原材料は、麹と米だけ!本格的な自家製甘酒を作ってみませんか?

材料

  • 有機米(米1合×水400cc~お粥)
  • 乾燥有機麹 200g
  • お湯(60℃)  400cc

道具

  • お粥用鍋または炊飯器
  • 保温器(炊飯器や魔法瓶なども可)
  • 温度計

作り方

1.お粥をつくる。鍋や容器等に移し、かきまぜてあら熱を取る(約70度位まで下げる)あら熱が取れたお粥に麹を加えてかき混ぜる。60℃のお湯を加えて混ぜる。

2.55~60℃くらいの温度を10時間くらい保ち、発酵(糖化)させる。

※炊飯器の保温機能や魔法瓶などを利用するなどもできます。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato