ほんのりと磯の香りが感じられる昔ながらの「ところてん」を、いちから手作りしてみませんか?国産の天草(てんぐさ)のみで作った、無添加でできたてのところてんは、一般にパック販売されているものとは、味も食感も比べものにならないほど美味しいですよ!乾燥天草は粉寒天や棒寒天のように、どこでも手に入るというものではありませんが、伊豆などの産地から直接取り寄せも可能ですよ。

「ところてん突き」が無ければ、包丁で細長くカットしてもOKです。できたところてんは、サイコロ状にカットして、豆寒天やあんみつ、みつ豆などのデザートにしても!お好みで三杯酢、黒蜜などをかけてできあがり。

材料

  • 天草(てんぐさ)  25g
  • 水             1200~1300cc
  • 酢             大さじ1/2

道具

  • ざる
  • バット(150×135×45mmのものを使用)
  • 布(濾すもの)
  • ところてん突き(無ければ包丁でカットしてもOK)

作り方

1.天草(てんぐさ)を水にさらし、もみ洗いすることで小さな貝殻や砂、ごみなどを取り除く。

2.鍋に約1200ccのお水と天草25gを入れ、火にかける。沸騰したら中火にし、大さじ1/2杯お酢を加える。※酢を入れることで天草が早く煮溶ける。中火で30~40分、吹きこぼれないように注意しながら、天草がとろりとしてくるまで煮る。

3.煮立った天草を布巾等でこし、濾した液をバットに流し込み、常温で冷やし固める。粗熱がとれたら冷蔵庫へ。

4.冷やし固まったら、バットのところてんを、てん突きに入る適度な大きさにカットする。カットしたところてんをてん突きに入れ、器の上でところてんを一気に押し出す。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato