海老は長いひげを持ち、煮ると背が丸くなることから、その姿がまるで老人に見える、つまり「長生き」「長寿」の象徴とされています。お頭付きの海老(有頭海老)は、華やかなイメージでお祝い事やおせち料理には欠かせない一品です!

材料

  • 有頭海老 5~8程度
  • 出汁  200ml
  • 酒    大さじ2
  • みりん  大さじ2~
  • 有機淡口しょうゆ 大さじ1~

道具

  • 竹串
  • 楊枝

作り方

1.竹串で殻の間から海老の背わたを抜く。ひげと口元、足を切り整える。尾の先も斜めに切る。水洗いした海老をキッチンペーパーなどで水気をとり、「つ」の形にらるように背中を丸めて、楊枝などで固定する。えびに塩ひとつまみ(分量外)を振り、さっと湯通しする。

2.鍋に出汁と調味料を入れて一度煮立て、下処理した海老を入れる。火を通しすぎると固くなりやすいので、弱火にして時々返しながら3~5分程度煮る。

3.火を止め、そのまま置いて冷まして味を染み込ませる。粗熱が取れたら固定していた楊枝を外す。

4.保存容器に海老と煮汁を一緒に入れ、1日以上漬けて冷蔵庫で冷やす。しっかりと味が染みわたったら出来上がり。おせちの重箱に詰めたり、器に盛りつける。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato