おなじみの桃太郎系をはじめ、フルーツトマトにカラフルなミニトマト、イタリア種のトマト、、、など、どこのスーパーに行ってもトマトのラインナップが充実していますね。以前はファーマーズマーケットなどでしかお目にかかれないような珍しい品種のトマトも、最近は手軽に入手しやすくなってきたのは嬉しいことですね。

生で食べるのはもちろんのこと、ソースにしてパスタやピザなどに使ったりなど、イタリア料理には欠かせない存在のトマト。便利な瓶詰や缶詰になった加工食品も豊富にそろっていますが、もしも家庭菜園でたくさんトマトが収穫出来たら、夏の手仕事、イタリアの保存食トマトソースづくりにチャレンジしてみませんか?まずは基本の「トマトピューレ」から。大量のトマトを刻んで煮込んで裏ごしして、、と、時間も手間もかかるのに、出来上がりの量はそう多くはありません。実際に作ってみるからこそ、有機加工食品のありがたさがわかります!

材料

  • 有機トマト 2~3kg (20~30個)
    ※イタリア・サンマルツアーノ種等、ソースに適したもの

道具

  • フードプロセッサー
  • 裏ごし器
  • 保存容器

作り方

1.洗ったトマトを皮のままざく切りにする。

2.鍋に入れてそのまま30分程度、つぶしながら加熱する。
※水は加えずトマトのみ使用。

3.トマトから水分が出て果肉も柔らかくなったら一度火からおろし、フードプロセッサーやジューサーにかけて細かくしてから裏ごしして種と皮を除く。

4.3で裏ごしした液体を鍋に戻し、ピュレ状に煮詰めていく。
※塩を加える場合、ここで入れて味を調える。

5.煮沸消毒した保存容器に入れる。

※分量の目安
2kg生トマト→裏ごし後 1600~1700mlの液体状→ 600~700mlのトマトピューレ

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato