毎年節分の日の翌日になると、恵方巻の食品ロス問題についてのニュースが聞こえてきます。海苔巻きはちょっと難しそう…と感じている方が多いかもしれませんが、具材を揃えるのに少し手間がかかりますが、巻きすを巻くちょっとしたコツさえつかんでしまえば簡単に手作りできますよ。具材として用意した甘辛煮が余っても翌日以降におかずにでき、余った有機野菜もサラダにして捨てることなく食べられます。酢飯が余っても、冷凍可能。また、市販の太巻きは一般的には海鮮や玉子を使うので、ベジタリアンやヴィーガンの方は、自分好みの食材を使って手作りしてみませんか?ビーツをマグロに、黄色いパプリカは卵に見立てて。スイスチャードなどカラフルな有機野菜をチョイスして、彩りも良いヴィーガン太巻きに!

材料

  • 有機白米  2合
  • 寿司酢 (有機米酢 大さじ4・砂糖 大さじ2・塩 小さじ1)
  • 海苔   4枚
  • 有機スイスチャード 10枚程度
  • 有機ビーツ(大き目のもの) 1/2個
  • 有機きゅうり 1本
  • パプリカ(黄色) 1個
  • かんぴょう煮
  • 胡桃の甘辛煮
  • 椎茸の甘辛煮

道具

  • 寿司桶
  • 巻きす

作り方

1.太巻きの具材、干瓢煮、胡桃の甘辛煮、干し椎茸の甘辛煮を作っておく。

2.スイスチャードはたっぷりのお湯に塩一つまみを入れてさっと湯がいておく。焼いたビーツを棒状に切る。きゅうりは縦4等分に切る。パプリカは半分に切ってグリルで焼き、皮を剥いて切っておく。
※スイスチャードの代わりにほうれん草や小松菜、菜の花、三つ葉などお好みの青菜を使っても。その他、お好みの野菜を使ってアレンジしてください。

3.ご飯を炊く。寿司酢の材料を合わせ、炊きあがったご飯にかけ混ぜて酢飯をつくる。

4.巻きすに海苔を、表を下にして置く。酢飯を、奥側を2cm程度残してまんべんなく薄く広げ、その上に具材を彩りよく並べる。

5.手前から巻きすを持ち上げ、手前のすし飯を奥側のすし飯の端に合わせるようにして、具を押さえながら一気に巻く。巻きすの上から軽く押さえて形をつくる。

6.お好みの厚さに切り分ける。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato