濃厚な味わいでなめらかな口どけ、食感が大人気の「生キャラメル」。生キャラメルには、その名に「生」の字がある事で想像がつくと思いますが、主原料として生クリームが使われています。一般的なお菓子の「キャラメル」の原材料を見ると、砂糖や水あめなどの糖類がまず最初に記載されていますよね。生クリームは入っておらず、加糖練乳、脱脂粉乳などが使われているものがほとんどです。生クリームを主とした市販の「生キャラメル」もまた、流通させるためには、基本以外の材料も多く使われることに・・・。

基本の材料、生クリーム、バター、そして砂糖の3つがあれば、実は家庭でも作ることができる、生キャラメル。焦がさないよう根気よく、煮詰めていくだけ!火からおろす時間が早すぎると固まらず切りにくいので、タイミングをしっかり見極めるのがポイントです。是非一度作ってみて!

※生キャラメルは生クリームの含有量が多いので、長期保存には向きません。冷蔵庫で保存し、早めにお召し上がりください。

材料

  • 有機生クリーム 500g
  • 無塩バター      125g
  • 砂糖       200g
  • 岩塩      小さじ1

道具

  • コーティング加工の鍋またはフライパン
  • バット
  • クッキングペーパー

作り方

1.生クリームとバターを弱火~中火にかけてバターを溶かす。

2.バターが溶けたら砂糖を加える。

3.塩を加え、弱火で焦げないように混ぜながらふつふつと煮詰めていく。

4.焦げないように火加減に気をつけながら、とろみがついてくるまで絶えず混ぜながら煮詰める。(ヘラのあとがついて鍋底が見える程度まで)

5.バットにクッキングペーパーを敷き、中に液を流しこむ。粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やす。

6.固まったら、バットから出してお好みの大きさにカットする。

7.クッキングペーパーを適度な大きさに切り、キャラメルを包んで出来上がり!

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato