ヒヨコをイメージさせるような黄色く特徴的なかたち。突起部分がくちばしや頭をイメージさせるその名も「ひよこ豆」。英語では「Chickpea(チックピー豆)」、スペイン語では「Garbanzo(ガルバンゾー)」と呼ばれ、インドではあらかじめ表皮を取り除いて挽き割りにしたもの「Chana Dal(チャナダール・チャナ豆)」としても、カレーやスープなど日常で良く使われています。
ひよこ豆は、今まで日本ではあまりなじみのない豆でしたが、タンパク質をはじめビタミンやミネラルなど栄養価にも優れている食材として、最近注目が集まっています。トルコをはじめとする中東諸国で広く親しまれている、ひよこ豆をペースト状に加工した「フムス(Hummus)」や、ひよこ豆をコロッケのように油で揚げた「ファラフェル(Falafel)」なども、ヘルシーな食べ物として人気!
ひよこ豆を調理するのには手間や時間がかかるため、最近ではあらかじめ水煮になった加工品も販売されていますが、やはりホクホクとした食感や風味は、茹でたてのものは格段に違います。是非、オーガニックの乾燥ひよこ豆を水に浸すところからはじめてみてください。
材料
- 有機ひよこ豆(ガルバンゾー) 200g
- 塩 少々
- 水
※乾燥豆200gを茹でると正味およそ450g程度になります
道具
- 鍋
- ざる
- ボウル
作り方
Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato