芽が出る縁起物、慈姑の含め煮。手作りおせち「くわいの煮しめ」 芽がにょっきりと伸びて突き出すことで、向上や出世を連想させる慈姑(くわい)は、“芽が出ている”ことから「めでたい」縁起物です。芽が出ますように!出世しますように!と願いを込め、縁起のいい芽部分がとれないように注意しながら皮を剥いて、煮含めて、おせちの重箱へ盛り付けるまで丁寧に仕上げましょう。市販のおせちセットなどに入っている慈姑(くわい)は、きれいな黄色にしていることも少なくないですが、家庭でおせちを手作りするなら着色は不要ですよね。もし黄色に色付けしたい場合は、くちなしの実を使って。 材料 慈姑(くわい) 5~6個 だし汁 1カップ 有機醤油 大さじ1 みりん 小さじ2 砂糖 小さじ2 塩 ひとつまみ 米のとぎ汁 *あれば下茹で用として 道具 鍋 作り方1.慈姑(くわい)を水で良く洗って、芽の方向に下から皮を剥く。すわりが良くなるよう、下の部分を平らにしておく。芽は1cm程度残して切って整える。(芽は全部落とさない) 2.水にさらした後、下茹でする。(あれば米のとぎ汁で) 3.だし汁と調味料を鍋に入れて火にかけ、そこに下茹でしておいた慈姑(くわい)を加え、弱火で15~20分煮た後、そのまま冷まして味を含ませる。 Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato Aki2019-08-10T18:14:07+09:002014年11月25日|Categories: おせち・正月料理, 副菜, 特集, 献立|Tags: おせち, お正月, くわい| FacebookXTumblrPinterest電子メール