小さなサイズで“ベビーホタテ”と呼ばれ流通しているのは、品種違いではなく、ホタテの稚貝。大きく成長する前に水揚げされたもので、野菜の間引きのように、成貝を立派に育てるため、養殖の過程ではじかれてしまうものだ。トウモロコシを立派に育てるために間引いた、ベビーコーン(ヤングコーン)を想像するとわかりやすい。小さくても旨味がぎゅっとつまっているので、乾きもののおつまみ、珍味も人気!保存のきく佃煮にして、お酒のアテやご飯のお供にも。

材料

  • ベビー帆立(生食用) 400g
  • 有機生姜 50g
  • 有機醤油 75ml
  • 酒     50ml
  • みりん 50ml
  • 砂糖(粉黒糖)大さじ2

道具

作り方

1.ベビー帆立は生食用のものがおすすめ。冷凍帆立の場合は、解凍しておく。

2.生姜を千切りにする。

3.鍋に醤油、みりん、酒、砂糖、生姜を入れて中火にかける。一度煮立ったら帆立を入れる。

4.再び煮立ってきたら落し蓋をして、汁気が少なくなるまで煮る。

5.落としぶたを取り、煮汁が完全になくなるまで煮詰める。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato