サッと湯がいた芹(せり)をすりたての胡麻と和えた、春を感じさせてくれる和え物「芹の胡麻和え」。川や畦道など水辺に自生している野生の芹(野ぜり)なら、より強く芹独特の香りを楽しめます。別名で“白根草(しろねぐさ)”とも呼ばれる芹は、その白い根っこ部分も、余すことなく美味しくいただくことができます。お浸しや胡麻和えで根っこを使わなかった場合も、捨てずに味噌汁に入れたり炒め物にしたりなど、様々な料理でお楽しみください。

材料

  • 芹        200g
  • 有機煎り白胡麻  大さじ3
  • 有機淡口醤油   大さじ1
  • 砂糖       小さじ1
  • 塩        ひとつまみ

道具

  • ざる
  • すり鉢
  • すりこぎ棒

作り方

1.芹は事前によく洗って、泥や汚れを落としておく。

野芹の下処理

2.たっぷりのお湯を沸かしひとつまみの塩を入れ、芹をさっと茹でる。ざるにあげて水気をしぼり、食べやすい長さに切っておく。

3.胡麻をすり鉢に入れて擦る。

4.すりごまに醤油、砂糖を合わせて、芹を和える。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato