ぷちぷちとした食感と滑らかなこしあんの組み合わせ、粟善哉(あわぜんざい)。甘味屋さんなどでいただける和のデザートですが、おうちでも簡単に手作りできますよ。餅粟(もちあわ)がない場合は、餅きびでも美味しく作ることができます。品種によって白っぽい色の場合は、クチナシを使って華やかに色づけして。もちろん、そのままでも美味しくいただけます。お正月、余ってしまいがちな栗の甘露煮や餡子を活用しても◎

材料

  • 餅粟  100g
  • 水   300ml
  • 自然塩 ひとつまみ
  • クチナシ 1個
  • 餡子   適量
  • 栗の甘露煮 お好みで適量

道具

  • 目の細かいざる(濾し器・茶こしなどでもOK)
  • 鍋の蓋

作り方

1.餅粟(もちあわ)をざるに入れて水で洗う。
(粒が小さいので、目の細かいざるや濾し器などを使用すること)

2.洗った餅粟と水、クチナシを入れて30分程度浸水させておく。

3.クチナシを取り出し、塩ひとつまみを入れて10~15分程度茹でる。かき混ぜながら、とろりとするまで炊く。

4.ぽってりと炊き上がったら火を止めて蓋をし、5分程度蒸らす。

5.温かいうちに器に盛る。

6.温めたこしあんを入れ、お好みで栗の甘露煮を飾る。

※クチナシを使わないと白い粟ぜんざいになりますが、美味しくいただけます。こしあんではなく粒あんにしても◎

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato