清涼で豊富な流水のある、自然環境豊かな場所で育つ山葵(やまわさび)。通常すりおろして食べられる部分は根茎の部分ですが、葉や茎、花も食べることができます。白くて小さく可憐なワサビの花。3月頃に花を咲かせますが、やや蕾の状態で収穫され出荷されます。春の訪れを告げる花わさびは、もともとワサビの生育場所が限られているうえ、葉茎や花(蕾)が食べられる旬はごく短い間に限られています。この時期だけのお楽しみ!独特の辛みとほろ苦さを存分に楽しみたいですね。

材料

  • わさびの花(葉・茎つき)

道具

作り方

1.わさびの花を水で洗い、食べやすい長さ(2~5cm)に切る。

2.少量の塩で軽くもむ。
※用途によって省略してもOK

3.鍋でお湯を沸かし、わさびの花を入れ、さっとくぐらす程度に茹でる。手でギュッと絞るなど、刺激を与えるように水気をとる。
※高温で長時間茹でると辛さがなくなるため、お湯の温度は70~80度程度。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato