セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ・・・。お正月のご馳走に疲れた胃腸をいたわり、無病息災を願う「七草粥」、この春の七草のうち、「スズナ」(菘 / 鈴菜)というのは、蕪(かぶ)のこと。刻んだ蕪を入れて炊いたお粥も美味しいのですが、おすすめは、すりおろした蕪を使った「みぞれ粥」です。特にこの寒い季節、より一層甘みが増す冬の蕪(かぶ)は、すりおろすことで出汁の甘さと調和し、ご飯の粒に絡んでふわふわで優しい口当たりに!年末年始にかけて暴飲暴食したとき、胃腸の調子が良くないときや食欲が低下している時などにおすすめですよ。