1年に一度、ほんの短い間だけの旬の手仕事「梅しごと」。梅は熟度によって用途が異なるので、梅仕事は使いたい用途や好みの熟し具合にあわせて、タイミングを図る必要があります。青く硬い実は梅肉エキスや梅酒に適していますが、ちょっとタイミングを逃すと、黄色く熟してしまうこともあるから注意が必要です。梅酒用にと青梅を用意したが少し熟してしまった!という時は、その梅を選別しておいてジャムを作ってみませんか?
毎年、梅酒や梅ジュース(シロップ)を作る方は、そこにさらにひと手間加えて、残りの梅(エキスが出た後の梅)を使って梅ジャムを作るという方も多いようです。こちろんこれも美味しくできるのですが、フレッシュな生の青梅をから作る青梅のジャムは、また格別。かすかな苦みと甘酸っぱさが奥の深い、大人味の青梅ジャムは、この時期だけの季節限定味です。
材料
- 有機青梅 1kg
- 有機砂糖 700g~1kg
*砂糖は三温糖や甜菜糖など好みのものでOK。
アガベシロップや蜂蜜でも可能。
道具
- 竹串
- ざる
- 鍋 (ホーロー製や耐熱ガラス製)
- 木べら
- フードプロセッサー(なめらかに仕上げたい場合)
作り方
Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato