梅仕事シーズン、自家製梅酒を作るのが楽しみという方も多いようですね。毎年この時期になると昨年作った梅酒の存在を思い出し、1年物、2年物の梅酒を引っ張り出してくる方も多いのではないでしょうか?飲み切れずに残っていたり、食べきれずに残った梅の実があることも。また、梅酒に入ったままの梅の実を、いつ取り出すべきか?そのまま漬けておくべきか?も、悩ましいところです。

梅酒の梅の実、捨ててしまうのはもったいない!消費しきれなかった梅の実は、梅ジャムにしたり料理に使ったり、「梅酒ゼリー」にしていただくのもおすすめです。ゴロンと丸ごと1個の梅の実が入った梅酒ゼリーは、お店で出されてもおかしくない、大人のデザートに!

※梅の実にもアルコールは含まれるため、お酒が苦手な方やお子様は避けてください。

梅仕事・基本の梅酒

材料

  • 梅酒  200ml
  • 水   300ml
  • 梅酒の梅  4~5個
  • ゼラチン  10g
  • 甜菜糖(砂糖)   大さじ3

※梅酒の濃さ、甘さなどは適宜調整してください。

道具

  • 木べら
  • ゼリー型(容量200cc程度のもので4個分)

作り方

1.ゼラチンを少量の水と混ぜてふやかしておく。砂糖と水を鍋に入れて火にかけ、砂糖を煮溶かし、さらにゼラチンを入れて溶かす。梅酒を入れて沸騰させアルコールを飛ばす。ゼリー型に梅の実を入れてゼリー液を注ぐ。

型から出していただきたい場合は、ゼリー型の底から1cm程度分2のゼリー液を注ぎ、冷蔵庫で固める。ゼリーが固まってきたら梅の実を置き、残りのゼリー液を注いで冷蔵庫で冷やし固める。(型からひっくり返して出したときに、梅の実が沈んでいた場合にゼリー表面から出てしまう可能性があるため。)

粗熱が取れたら、冷蔵庫で2~3時間程度冷やす。

カップ(型)から出すときは、さっと湯煎であたためてから、お皿にそっと揺らしながらひっくり返します。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato