人日の節句、お正月あけ1月7日の朝に無病息災を願って食する「七草粥」。セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ・・・。この春の七草のうち、一番め「セリ(芹)」は、鍋物などでも使われるため知っている人は多いと思います。もともと、天然の芹は春で、2月頃から旬を迎えます。旧歴では毎年日付が変わるものの、正月や人日の日は2月になることが多く、この時期に食べる七草粥は、なんとなく納得できます。
そんな春の七草も、実際に全部を揃えるのは難しいもの。それならば、今あるものだけで良いのでは?「セリ(芹)」と「スズシロ(大根)」でつくる二草粥。β-カロテン、ビタミンCやミネラルが豊富な日本のハーブ、セリには独特な香りがあり、好き嫌いもわかれると思いますが、この香り成分は、抗酸化成分であるポリフェノール「オイゲノール」。寒さの続くこの時期、季節の変わり目、体調を整えたい方も、ぜひお粥にして取り入れてみて!
材料
- 有機白米 1合
- 水 1L~
- 芹 1束(60g)
- 有機大根 100g
- 昆布 5cm角
- 自然塩 ひとつまみ
道具
- 土鍋