古くから民間で重宝されてきた滋養食、金柑とはちみつ。蜂蜜には抗菌力と栄養が、そして金柑の皮にはビタミンCがたっぷりと含まれています。きんかんとはちみつは、ちょうど寒さが最も厳しい季節にぴったりの組み合わせですよね。金柑は、皮ごと食べるものだからこそ、農薬を使っていない露地物や有機のものを選びたい!露地物の完熟金柑は1月から出まわるので、蜂蜜やお砂糖などで煮て甘露煮にしたり、蜂蜜漬けにして保存しましょう。スイーツ感覚で美味しいお茶請けとしてや、シロップと一緒にお湯を注げば、冷えたカラダをあたため、イガイガの喉もやさしくいたわってくれますよ!

材料

  • 有機金柑      200g
  • 国産はちみつ    100g~
  • 水        100ml

道具

  • ざる
  • 竹串
  • 保存瓶

作り方

1.金柑は、流水できれいに洗って、包丁の角や竹串などを使ってヘタをとっておく。茹でるときに破裂しないよう、金柑の皮に包丁で縦の切れ目を数か所入れる。または、竹串で穴をあける。

2.鍋にたっぷりのお湯を沸かして3~5分ほど茹でる。いったんざるに上げる。皮に切れ目を入れた場合、切れ込みから竹串を使って中の種をかきだす。(そのままでもOK)

3.新たに、鍋に水、はちみつを入れて煮とかしたら、2の金柑を投入し、弱火でコトコトと煮る。途中アクが出たら適宜取り除く。 汁が半分以下くらいになり、きんかんに照りが出るまでさらに煮詰める。(適度に汁は残す)

3.熱湯消毒しておいた保存瓶に入れて冷蔵庫で保存する。金柑はそのまま食べたり、シロップと一緒にお湯で割ってドリンクにしても美味しい!

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato