お正月のお雑煮・奈良県風 / きなこ雑煮 奈良県のお雑煮は、丸餅の白みそ仕立て。家族円満を表すように、野菜類を丸く輪切りにするのが特徴です。一般的な大根では大きいのでお椀に入らないですから、「祝大根」という細い大根を使用します。この祝大根、いわゆる間引きされた大根などではなく、この地域に昔からある品種で大和伝統野菜なんだそうです。また、豆腐は白壁の蔵が建つようにという想いが込められているとか。なんといっても一番の特徴は、お椀に入れた焼いた丸餅は、取り出してきな粉をつけて食べること!ユニークですね。白味噌の塩味ときな粉の甘さが絶妙なハーモニー! 材料 昆布出汁 1000ml 有機白味噌 80g~ 祝大根 2~3本 有機里芋 2~3個 有機金時人参 1/3本 有機木綿豆腐 1/2丁 有機餅(丸) 4個~ 有機きなこ (砂糖とあわせ適量) 道具 鍋 作り方1.昆布で出汁をとっておく。野菜は洗って皮を剥く。 ※祝大根が無い場合は、細めの大根の先の方を使用しても。 基本の出汁の取り方「昆布だし」2.祝大根、人参、里芋をそれぞれ5mm程度の輪切りにする。 3.出汁に人参、里芋、祝大根を入れて煮る。野菜に火が通ったら豆腐をさいの目切りにして入れる。 4.白味噌を溶き、ひと煮立ちさせてできあがり。 5.具材をバランスよくお椀に入れて盛り付ける。 6.焼いた丸餅を入れる。 7.きな粉を別の皿に用意する。 ※事前に砂糖を加えてお好みの甘さにしておいてください。 ※汁に浸したお餅は、お椀から取り出してきな粉をつけていただきます。 Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato Aki2023-12-29T12:41:20+09:002022年12月20日|Categories: 汁もの・スープ|Tags: お正月, 祝大根, 雑煮, 餅| FacebookXTumblrPinterest電子メール