秋風が吹いてくると温かい料理が恋しくなるもの。肉や野菜を香辛料を入れて鍋で長時間煮込む、フランスの代表的な家庭料理ポトフもその一つです。コンソメやブイヨンなどを出汁として加えることもありますが、本来は肉や野菜など食材そのものの旨味がでてくるので、味付けはシンプルに塩胡椒程度で美味しい。野菜も、玉ねぎ、にんじん、じゃが芋、キャベツ・・・定番野菜以外でも色々な組み合わせでアレンジは無限大です。ハーブとしても使われ爽やかな風味の野菜、フェンネル(ウイキョウ)の鱗茎を一緒に煮込むと、また一味違ったポトフになりますよ。お肉などを入れない場合は、仕上げにオリーブオイルを加えるとコクがでてさらに美味しくなります。

材料

  • フェンネル 1株
  • 有機じゃがいも  2個
  • 有機人参  1/2本
  • 有機玉ねぎ 1個
  • 水 800ml~1L
  • 白ワイン 100ml
  • フェンネルシード ティースプーン1杯
  • ローリエ  1枚
  • オリーブオイル  大さじ2
  • 塩  適量
  • 胡椒 適量
  • お好みで肉やソーセージ、ベーコンなど

道具

作り方

1.じゃがいも、人参、玉ねぎは皮をむいて、大き目のざく切りにする。

2.フェンネルは葉茎を落とし、鱗茎部分を6等分程度に切り分ける。外側部分が硬い場合は数枚はがし、筋の部分を剥く。茎部分も外側のかたい筋は剥いて、細かく刻む。

3.鍋に水、白ワイン、野菜、ローリエとフェンネルシード、塩ひとつまみを入れて煮る。途中弱火にして、野菜にしっかり火が通り柔らかくなるまで煮込む。
※あれば香りづけに葉っぱ1~2本入れてください。肉を入れる場合はここで入れてください。

4.塩、こしょうで味を調える。最後、オリーブオイルをまわしかけて出来上がり。

※ソーセージや肉を一緒に煮込んだり、お好みの野菜をプラスするなどアレンジしてください。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato