6月から7月にかけて旬を迎える赤紫蘇。その鮮やかな色は食欲をそそり、暑い夏にも元気をくれる色ですよね。また、赤紫蘇にはビタミン類に加え、抗アレルギーや抗炎症のちからもあることから、赤紫蘇でつくるジュースは夏の疲労回復にぴったりの飲み物といえます。

赤紫蘇で漬けた梅干や酸味のある赤紫蘇のジュースの印象から、赤紫蘇はすっぱいもの?と思われている方も多いかもしれませんが、実は赤紫蘇そのものに酸味があるわけではないのです。梅干しが酸っぱいのは、梅に含まれるクエン酸などによるもの。夏の飲み物、赤紫蘇を使ったジュースの多くが酸っぱいのは、赤く色鮮やかな色を保つためにクエン酸やお酢を加えることが多いからです。レモンに含まれる天然のクエン酸でも、同じように色を鮮やかにする力があるので、強すぎる酸味が苦手な方は、オーガニックレモンで作る赤紫蘇ジュースがおすすめですよ!

材料

  • 有機赤紫蘇  300~500g
  • 甜菜糖  100g~
  • オーガニックレモン汁  50cc~
  • 水      1500cc~

道具

  • ざる

作り方

1.赤紫蘇は水で良く洗い、土や汚れをとっておく。

2.鍋にお湯を沸かした中に赤紫蘇を入れ、アクを取り除きながら、5~10分程度煮出して色を出す。

3.十分に色が出たら赤紫蘇を取り出し、残った汁に甜菜糖を加え煮溶かしてから火を止め、レモン汁を加えて冷ます。

氷を入れたり炭酸や水で濃さを調節していただく。お好みで、さらにレモン汁で酸味を加えても美味しい。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato