京都の伝統料理で、御節料理の一品としてもおなじみの「芋棒(いもぼう)」は、棒鱈と海老芋を炊き合わせた煮物です。棒鱈は昔ながらの保存食で、「鱈福(たらふく)食べられるように」「食べ物に困ることがないように」という意味が込められています。また、海老芋(里芋)は子宝に恵まれますようにと願って。

材料

  • 棒鱈(戻したもの) 500g
  • 海老芋     2個(400g程度)
  • 出汁      800ml
  • 有機醤油    100ml
  • みりん     大さじ5
  • 酒       大さじ5
  • 砂糖      大さじ5~

道具

作り方

1.棒鱈を水で戻す。

棒鱈の下処理 / 戻し方

2.海老芋の皮を剥き、適度な大きさに切る。

3.海老芋を下茹でしておく。

4.戻しておいた棒鱈を食べやすい大きさに切り分け、だし汁で煮る。

5.海老芋、調味料を加えてしっかり煮込む。
※だし汁が少なくなったら適宜足してください。

6.炊き上がったら火を止めて煮汁につけたまま置き、味をしっかりなじませる。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato