サラダやタルタル、サンドウィッチなど、様々な料理の調味料として大活躍するマヨネーズ。コレステロールが気になる方のために、カロリーハーフやライトなタイプなど一見ヘルシーなものが販売されていますが、多くのものには化学調味料や添加物、糖類などが含まれます。マヨネーズの基本となる材料は、卵、油、酢、の3つ。新鮮な卵を使っているとうたっていても、どのような環境で育ち、どのようなエサを食べて育ったニワトリの卵なのか?は不明です。また、食用植物油脂についても、具体的に何のオイルを使っているのか?がわからないことも多いですよね。

その点、通常オーガニックスーパーで販売されているものは、有精卵や平飼卵に限定していたり、オイルも健康的なものに限定していたりと安心感があります。マヨネーズを購入する際には、パッケージをよく見て選ぶようにしましょう。とはいえ、マヨネーズに使われる材料は、本来日持ちがしなかったり酸化しやすい素材です。ちょっとした手間はかかりますが、新鮮な卵と良質のオイルを使って自分で手作りするのが一番!現在、日本ではオーガニック認証卵はありますが、製品としてオーガニックマヨネーズはありません。オーガニック卵、オーガニックビネガー、オーガニックオイルを使えば、自家製でオーガニックレベルのマヨネーズが味わえちゃいますよ!

材料

  • 有機卵(平飼卵) 卵黄 1個
  • 有機植物油  150ml
  • 有機アップルビネガー  大さじ1
  • 有機クマスタード  小さじ1
  • 自然塩   少々
  • お好みの香辛料など
    ※オイルはグレープシードオイル、オリーブオイル、なたね油、紅花油などお好みで。
    ※ビネガーはワインビネガーや穀物酢などでも可

道具

  • ボウル
  • 泡だて器

作り方

1.ボウルに卵黄、マスタード、お酢を入れて混ぜる。オイルを大さじ1~2杯程度を加えてよく泡だて器で良く撹拌する。

2.少しずつ、オイルを加えながらそのまま撹拌し続ける。オイルは一気に加えてしまうと分離しやすいため、少しずつ様子を見ながら加えるのがポイント。

3.マヨネーズ状になったら、最後に塩を少々加えて味を整える。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato