奈良県をはじめ紀伊の方たちからは「おかいさん」と呼ばれ、昔から親しまれてきた茶粥。お水ではなくほうじ茶や番茶で炊いた茶粥は、消化が良くて胃腸にやさしく、朝食としてはもちろん、夏バテや疲労で食欲がないときなどにもおすすめです。冬は暖かい茶粥。夏はサラサラの冷たい茶粥にしてどうぞ。

材料

  • 有機白米   1合
  • 有機番茶 1L~
  • 自然塩  ひとつまみ

道具

  • 土鍋

作り方

1.米をとぎ、ざるにあげておく。水1.5Lに対し10g程度の番茶を加え、鍋またはやかんでしっかり煮出す。

2.土鍋に米と番茶1L、塩ひとつまみを入れて加熱する。吹きこぼれやすいので蓋はしない。

3.途中鍋の底が焦げ付かないように混ぜながら、もし水分が足りなくなったら適宜お茶を足して調整する。

4.炊きあがったら、火を消し蓋をして蒸らして出来上がり。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato