桜のシーズンやひな祭りなど春になると食卓を彩る「桜の塩漬け」。一緒に刻んでご飯に混ぜて炊き込むと、ふんわり桜の香りが感じられる春ごはんになりますよ!この桜ご飯に合わせたいのが「白花豆」です。白花豆というと、甘煮豆、甘納豆、白あんなど、甘い豆という印象ですが、お砂糖を使用せずにご飯と一緒に炊き込む、豆ごはんもまた違った味わいが楽しめておすすめです。桜のほのかな香りとともに、お豆のホクホクとした食感がプラス。また、桜のピンクと白で華やかな印象に。お花見シーズンや春のお弁当などにもおすすめ!

材料

  • 有機白米  2合
  • 白花豆  50g
  • 水    360ml(桜の塩漬を戻した水を含む)
  • 国産桜の塩漬け 20g
  • 昆布   1枚 (5㎝角くらい)
  • 酒    大さじ1

道具

  • 土鍋
  • ボウル

作り方

1.白花豆をたっぷりの水にひと晩つけておく。ざるにあげ、たっぷりの水と一緒に鍋に入れて沸騰するまで強火にかける。沸騰したらざるに上げて一度茹で汁を捨て、再びたっぷりの水を入れて火にかける。これを2~3回繰り返し、渋抜きする。渋抜きが終わったら、再度たっぷりの水と一緒に鍋へ。沸騰したら弱火でコトコトと1時間程度炊く。(やや硬めでOK)

2.お米をとぎ1~2時間程度水に浸しておく。桜の塩漬けは、100ml程度の水に浸して戻しておく。(浸していた水は捨てずにとっておく)

3.土鍋に2のお米、昆布を入れて、水と桜の塩漬を戻した水をあわせて360ml、酒を加える。下茹でしておいた白花豆、水で戻した桜の塩漬けの半分を、刻んで入れる。
※桜の塩漬の残り半分は最後の飾り用にとっておく。

4.土鍋に蓋をして、中火~やや強火にかけ、10~15分程度で中のお湯がぐつぐつ煮えてきたら、弱火にしてさらに15~20分炊く。炊きあがったら火を止めて、残りの桜の塩漬けを散らし、蓋をして再度蒸らす。
※炊く時間は鍋や火加減によって異なりますので調整してください。
※電気炊飯器でも炊けます。

5.蒸らし終わったら、鍋の底から大きく返してほぐし混ぜ、器に盛り付ける。

小さめの丸いおにぎりにすると、てまり寿司風、桜餅風になり華やかに!お花見のお弁当などにもどうぞ。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato