独特の爽やかな香りとシャキッとした歯ごたえが美味しい「ウド」。からだばかり大きくて役に立たない人を例えて「ウドの大木」と、揶揄する表現で使われ、主にカタカナやひらがなで目にすることが多いのですが、漢字では「独活」と書きます。よく耳にする「独活の大木(うどのたいぼく)」という言葉とは全く異なる意味で、風も無いのに自分から動いているように見えるから、その文字があてられたと言われているそうです。

一般のスーパーで販売されている独活(うど)の多くは栽培ものですが、春になると直売所やマルシェなどで天然物の「山ウド」を見ることもできます。
旬のウドは「アク」をたくさん含んでいます。しっかり下処理して、春の味覚を楽しみましょう。

材料

  • ウド  4~5本
  • お酢    大さじ1程度
  • 水   1000ml

道具

  • ボウル

作り方

1.ウドを水洗いして、土やほこりを洗い落とす。根元のかたい部分を落とし、細かい表面のうぶ毛を包丁の背などを使ってこそげ落とす。

2.ウドは切り口からすぐに変色していくため、食べやすい大きさに切り揃えたらすぐに、ボウルにお水、お酢を混ぜた中に入れていく。

3.皮を厚めに剥く。
※皮を剥いたウドは酢水に漬けておく。
※剥いた皮も捨てずにとっておき料理に使いましょう。
※芽先の青い部分も捨てずに天ぷらや炒め物などに。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato