独特のほろ苦さも魅力!春の訪れを告げる、菜の花。黄色い小さな花を咲かせるアブラナ科の野菜で、蕾と葉茎部分を食します。春限定の旬野菜として食べられてきた菜の花ですが、最近では品種改良や栽培の仕方により春以外でもスーパーに並ぶようになりました。

菜の花というと、長さも太さも揃っていて、ぎゅうぎゅうに束ねて紙で巻かれて販売されているものが思い浮かぶかも?ファーマーズマーケットやオーガニックスーパーなどでは、本来の旬である春になると、様々な種類の有機菜の花が並びます。花が咲きすぎないうちに食べたいのですが、緑色だった蕾が、気温によってはすぐに黄色い花が咲き始めてしまうのもまた自然の摂理。多少蕾が開いてきても大丈夫!春を感じながら美味しくいただきましょう。

材料

  • 有機菜の花   1束
  • 自然塩    適量(ひとつまみ)

道具

  • ざる

作り方

1.菜の花はさっと洗って、しばらく冷水に漬けてシャキッとさせておく。鍋にたっぷりのお湯を沸かし、塩をひとつまみ加えまずは全体の下部分のみをお湯に入れて茹でる。(10~20秒程度)菜の花の長さが短く手で持ちにくい場合や、茎下部分が太く硬い場合などは、半分または1/3程度に切って、太い部分から先に茹でる。

2.そのまま、菜花全体を湯に放ち、20~30秒程度さっと茹でる。

3.ざるにあげて水気を切り、重ならないように広げてそのまま冷ます。
お浸しや辛し和え、サラダやちらし寿司、パスタなどにも!

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato