国産のアスパラガスが美味しい季節は、4月から6月頃にかけてです。日光に当てないように育てたホワイトアスパラガスに対し、太陽をたっぷり浴びて育ったグリーンアスパラガス。大地から元気ににょきにょきと顔を出し、力強く成長した露地栽培のアスパラガスは、栄養価も高くその美味しさは格別ですよね。一般的に茹でて食べられることの多いアスパラガスですが、茹でることでうまみや栄養成分も失われやすくなってしまいます。長時間茹ですぎればシャキシャキとした美味しい食感も失われてしまうため、茹で時間はさっと短めに。また、茹でずに焼いたアスパラガスは、うまみもぎゅっと凝縮されて美味しいですよ。旬の季節には是非お試しを!

材料

  • 有機アスパラガス
  • 自然塩  適量(茹でる場合、水の量の1%程度)

道具

  • 鍋(長いまま茹でたい場合はフライパンでもOK)
  • ざる
  • ピーラー

作り方

アスパラガスを水で洗い、根元の硬い部分をまげてポキッと折る。根元部分を包丁で切り整え、下3~5cmほど、固い部分の皮はピーラーなどで剥く。

※根元は折らずに包丁で切ってもOK。
※茎にある三角形の「ハカマ」部分が気になる方は取り除く。

【アスパラガスを茹でる】
1.鍋に水と塩を適量(水の量に対し1%程度)入れて沸騰させ、アスパラの根元部分を先につけて加熱する。(10~15秒程度)

※長めのアスパラを半分にカットして茹でる場合は、下の部分を先に入れてから、時間差で上部を茹でる。

2.そのまま放して全体を茹でる。茹ですぎるとクタクタになって歯ごたえが悪くなるので注意。余熱を考慮して、ややかために茹でるのがポイント。太さによって茹で時間は調整する。(1分~1分30秒程度)

3.水にさらさずに、そのままざるに上げて冷ます。

【アスパラガスを焼く】
1.下処理したアスパラガスを天板に並べ、塩胡椒を適量振る。オリーブオイルをスプーン1程度回しかけ、途中裏返して両面に焼き色がつくようにグリルで焼く。

※熱したフライパンにオイルをひいて焼いたり、シンプルにそのまま網焼きにしても◎

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato