炊き立てのご飯に、お弁当に、おにぎりにと大活躍の鮭フレーク(シャケフレーク)。市販の瓶詰めのもたくさん販売されていますが、着色料や化学調味料、保存料などを使用しているものも多く、原材料となる鮭も、海外産、国産、養殖、天然、、、など様々です。国産無添加の製品もありますが、味つけが好みでなかったり、油っぽすぎるもの、パサパサすぎるもの、塩分が多すぎるものなど、自分好みのものになかなか出会えずにいる方も多いのではないでしょうか?焼き鮭の身をほぐすだけでも「鮭フレーク」ではありますが、生鮭を蒸すところから丁寧に作ると、市販のモノとは比べ物にならない程美味しくできますよ。しかも、生秋鮭からつくれば身もふっくらとやわらかく美味しくでき、塩鮭ではないので塩辛くならず、好みに味付けできるのがうれしいですね。旬の秋に国産の「生秋鮭」を店頭で見かけたら、是非、自家製鮭フレーク(さけフレーク・シャケフレーク)をつくってみてください。市販のものにはもう戻れなくなるかも!?

材料

  • 生秋鮭  4切れ (380g~400g)
  • 塩     大さじ1~適量
  • 酒    大さじ1

道具

  • 鍋(フライパンでも可)
  • 蒸し器(蒸し台)
  • バット
  • キッチンペーパー
  • 木べら

作り方

1.生鮭は軽く水で洗った後、バットの中に並べ塩をまぶして30分程度置いておく。

2.キッチンペーパーで軽く水分をとった後、蒸し器に並べて鮭に火が通るまで蒸す。

3.蒸した鮭をバットに移し、皮と骨、血合いの部分を外して身の部分を軽くほぐす。
※血合い部分も食べられるが、鮭フレークをきれいな色に仕上げたい場合は分けた方が良い。

4.鍋にほぐした鮭の身を入れ、酒を加えて加熱。木べらでさらに細かくほぐすようにしながら混ぜ、弱火で焦がさないようにホロホロと煎っていく。

5.味見をして塩分が足りないようであれば、塩を追加して好みの味に調える。粗熱をとって出来上がり。お好みで醤油やみりん、胡麻などを加えて味付けしても◎

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato