爽やかな香りとほのかな苦みで、日本料理には欠かせない柚子。一般的に柚子といえば、鍋の季節や冬至の時期、お正月前になると店頭にたくさん並ぶ、あの黄色いかんきつが思い浮かぶと思いますが、夏から10月くらいまでにかけて未熟な青い実、青柚子も出回ります。そんな青柚子を使って、柚子味噌を作ってみませんか？こんにゃくと合わせて田楽にしたり、風呂吹き大根、焼きおにぎりに合わせても美味しい。仕上げに皮をすりおろして散らすと、より香り豊かに。また、その色合いがお料理を一層鮮やかに、美味しそうに見せてくれますよ。

材料

  • 青柚子　　　　5個
  • 有機味噌　　　200g
  • 甜菜糖　　　　200g
  • みりん　　　　大さじ2

道具

  • 鍋
  • おろし器
  • 搾り器

作り方

1.青柚子をきれいに洗い、皮の表面をすりおろす。果汁を搾っておく。
※青柚子5個を絞った果汁およそ80ml

2.味噌と砂糖、みりん、青柚子の果汁を混ぜ入れて加熱する。

3.焦がさないように練りながら煮詰める。

4.すりおろした皮を加える。

5.鍋底に線が書けるくらいとろりとしたら火を止める。

こんにゃくと合わせて田楽にしたり、風呂吹き大根や焼きおにぎりなどにもどうぞ。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato