「桃太郎さん、桃太郎さん。お腰につけた黍団子・・・」の童謡でおなじみの昔話、桃太郎。このおとぎ話にでてくる黍団子(きびだんご)、正しいレシピがあるわけではないのですが、雑穀の「キビ」でできたお団子であることは間違いなさそうですよね。もちもちとした食感、粘りのある餅黍(もちきび)を炊いてつくだけでもOKですが、餅黍だけでは成型がしにくく串を通しにくいのが難点です。お団子を作る際に使用する「上新粉」を蒸したものを混ぜれば、コロコロと丸めやすくなりますよ。生地には砂糖を加えず、きな粉の甘さだけで十分です。お好みで、餡子を包んだり、胡麻をまぶしても美味しい。また、上新粉の代わりに蒸したさつま芋を使うなど、アレンジの仕方も色々です。桃太郎さんのきびだんご、各家庭で手づくりの味を楽しんで!
材料
- 有機餅黍(もちきび) 100g
- 水 150ml
- 自然塩 ひとつまみ
- 有機上新粉 100g
- ぬるま湯 100ml
- 有機きなこ 15g
- 甜菜糖 小さじ2~
道具
- 鍋
- 蒸し器
- ボウル
- すりこぎ
- 竹串