お正月が近づく12月になると店頭で見かける、大きくてゴツゴツとしたお芋、八頭(八つ頭)。その名前からイメージできるとおり、8つの(たくさんの)頭が固まっているように見える、ユニークな形をしています。一般的な里芋は、植え付けた種芋(親芋)の上に子芋、孫芋ができていきますが、八頭(やつがしら)は親芋と子芋が分球せず塊状になっています。
里芋同様に子孫繁栄を表し、末広がりを意味する「八」の字がつき、人の「頭」になるようにということから、縁起物としておせち料理に使われる八頭(やつがしら)。里芋に比べぬめりが少なくホクホクとしており、煮くずれもしにくいのが特徴です。栄養価も高く美味しいお芋なので、おせちだけでなく普段の煮物料理としても、気軽に味わいたいですね!
材料
- 八頭 1個 600~700g
- だし汁 3カップ
- 有機醤油 大さじ1
- みりん 大さじ3
- 砂糖 大さじ2~3
- 塩 ひとつまみ
- 酢 適量
- 有機ゆず皮(あれば飾り用)
道具
- 鍋
- 落し蓋
作り方
Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato