牛乳に変わる植物性ミルクの筆頭にあげられる「豆乳」。近年の健康志向の高まりからすっかり市民権を得て、いまや有機JAS認証のオーガニック豆乳も一般のスーパーやコンビニなどでも入手が可能となりました。市販されている豆乳は便利ですが、開封後すぐに全部は使い切れないことも多いですよね。長期保存ができる乾物の大豆を常備しておけば、家庭でも簡単に作れてしまいます。必要な分量を使って必要な分が作れるうえ、自分好みの濃度にアレンジも可能ですよ。豆乳と一緒に副産物としての「おから」も出来るのもうれしいですよね!ちょっとした手間や時間がかかりますが、出来立て、搾りたてのあたたかい豆乳の味は格別ですよ。

材料

  • 有機大豆 120g
  • 水    500ml

道具

  • ミキサー鍋
  • ざる
  • ボウル
  • 木べら
  • 濾し布(さらし、ネットなど)

作り方

1.大豆を水でよく洗ってから一晩水に浸けておく。大豆が十分に水を吸ったらざるに上げ、軽く流水ですすぐ。

2.ミキサーに水をきった大豆と水500mlを入れて撹拌し、細かくすりつぶす。鍋に移し替え、木べら等でかきまぜながら、中火にかける。沸騰してきたら、吹きこぼれないように弱火にして10分程度加熱する。

3.濾し布を使って4の炊いた大豆(液)を濾す。
※およそ2カップ(400ml)の豆乳の出来上がり。
※濾し布に残った絞りかすが「おから」なので、捨てずに利用しよう。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato