年末年始の会食シーズンに食べ過ぎの状態が続いたら、さらっと食べることが出来るお茶漬けが食べたくなります。そんな時には出汁の旨みが沁みわたる、ちょっと贅沢な「金目鯛のだし茶漬け」はいかがでしょう?生食用で販売されているお刺身を使っても良いですが、金目鯛のあらでとった出汁は旨味がありとても美味しいので、できれば1尾をさばいて、余すところなく味わいたいですね。出汁は少し多めに作っておいて、あら汁やお味噌汁にもぜひ使ってください。お魚をさばくのが苦手な方は、お魚屋さんでさばいてもらったり、しゃぶしゃぶ用にあらかじめさばいて販売されているものもありますよ。

材料

  • 金目鯛 1尾(アラ・薄切り15枚程度)
  • 昆布 10cm角(出汁1L)
  • 塩 小さじ1/2
  • 有機淡口醤油 小さじ1
  • 有機米のご飯 2膳分
  • 三つ葉 適量
  • 刻み海苔 適量
  • あられ(ぶぶあられ) 適量

道具

作り方

1.金目鯛のあら部分は軽く塩をふり、1時間程度置いた後にさっと水ですすぐ。熱湯でさっと湯通しし、霜降り状態にして冷水にとって軽く洗う。

2.昆布で出汁を取る(1L)。1で下処理した金目鯛のあらを入れ10~15分程度煮る。
※アクが出たら適宜取り除いてください。昆布は沸騰する前に取り除いてください。

3.金目鯛から出汁が出たら、あらを取り除く。
※目の細かいざるなどで濾してください。

4.出汁に薄切りの金目鯛をさっとくぐらせ、しゃぶしゃぶのように火をとおす。
※器にご飯を準備しておいてください。

5.出汁に酒、塩、醤油を入れて味を調える。

6.ご飯の上に刻み海苔をのせ、火を通した金目鯛の切り身を盛り付ける。お茶漬けあられを散らし、三つ葉をあしらう。

7.アツアツの出汁をまわしかける。
※胡麻、刻んだ三つ葉、小葱、柚子、山葵など、お好みの薬味を用意してください。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato