アケビというと、あの紫色の実を思い浮かべる方も多いですが、新潟など雪国の一部ではアケビの芽を“木の芽”とも呼び、春になると採れる新芽や柔らかいつるの部分を摘み、山菜として食べられています。アクがあるので下処理をしてから、おひたしなどにどうぞ。鳥の巣のように丸く盛り付け、ウズラの生卵をのせた“木の芽の巣ごもり”にしても。

材料

  • あけびの芽

道具

  • ざる

作り方

1.あけびの芽を水に浸けて優しく洗い、汚れを落とす。

2.鍋にたっぷりのお湯を沸かし、1分程度さっとゆがく。

3.きれいな緑色に変化してきたら、ざるにあげて流水ですぐに冷やす。

4.そのまま水に浸して半日以上置く。途中1~2回水を替えてアクをとる。

5.ざるにあげて水けを絞る。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato