「ひき菜」とは、大根、人参、牛蒡などの野菜を千切りにし、一度湯がいてから凍らせたもの。雪深い地域では、昔は湯がいた千切り野菜をざるにあげてそのまま外に出して一晩置き、自然に凍らせていたとか。一度凍らせることで、より味が染みやすくなります。野菜が余ったときには少し多めに作って保存。炒り煮にして常備菜としていただくほか、お餅と一緒に“ひき菜もち”にするのもおすすめです。

材料

  • 有機大根  300g
  • 有機人参    150g
  • 有機ごぼう  150g
  • 有機油揚げ 1枚
  • 有機醤油  大さじ2~3
  • みりん   大さじ2
  • てんさい糖 大さじ1
  • 酒     大さじ1
  • 胡麻油   適量

道具

作り方

1.大根、人参、牛蒡を細切りにする。
※牛蒡は水にさらしておく。

2.たっぷりのお湯を沸かして1をさっとゆがく。
※丁寧に下処理したい場合は別々にゆがき、個別に冷凍してください。

3.ざるにあげて粗熱をとってから、バットやジップつきの袋に入れて一晩冷凍しておく。

4.冷凍しておいた野菜を調理前に解凍する。油揚げは油抜きしてから細切りにする。

5.ごま油を入れて熱した鍋に野菜と油揚げを入れて炒める。

6.醤油、酒、みりん、砂糖を加えて炒め煮にする。途中落し蓋をして味をしっかりと染み込ませる。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato