ヨーロッパではフリットなど、お料理に使われるズッキーニの花。雄花(オバナ)と雌花(メバナ)があり、雄花は花のみ。雌花には小さな実がついています。ちなみに、このズッキーニの雌花にある幼果の部分も、花と一緒に食べることができます。
雌花は受粉することで子房が成長し、ズッキーニとして流通することになります。つまり「花ズッキーニ」は、初夏から夏にかけ受粉する前、開花する前のものを摘み取ることになります。旬の時期も短く、また、摘んでしまうとすぐに花がしぼんで傷んでしまうため、あまりたくさんは流通しておらず、一般のスーパーなどではほとんど見かけないかもしれませんね。
家庭菜園でズッキーニ栽培をされている方など、自然による受粉がうまくいかなかったり、雄花と雌花の咲くタイミングがあわなかったりなど、受粉できなかった花ズッキーニがあったら、ぜひ食してみてください!
材料
- 花ズッキーニ
道具
- キッチンはさみ
- ボウル
- キッチンペーパー