細切りにした昆布とするめ、人参を細切りにし、醤油ベースの漬け汁に漬け込んだ「松前漬け」。北海道の郷土料理であり、保存食でもあります。昔、にしんの漁獲が盛んだった頃、大量に取り出された数の子を使って作られるようになったとか。今では数の子は高価なものとなり、お正月の一品としても定番となっています。昆布とするめの、ヌルヌルとしたねばりと歯ごたえ、独特の深い味わいとうま味があります。数の子が無くても美味しい!ご飯のおともに、お酒のおつまみにもどうぞ。

材料

  • するめ    1枚
  • 昆布     30g
  • 有機金時人参 50g
  • 有機醤油  60ml
  • 日本酒   60ml
  • みりん   60ml
  • 甜菜糖   大さじ1
  • 鷹の爪   1本

道具

  • キッチンはさみ
  • ボウル(漬け容器)

作り方

1.するめは足の部分と軟骨を取り除く。するめと昆布はさっと水にくぐらせそのまま置いてやわらかくする。

2.するめはキッチンはさみで縦半分に切り、細切りにする。

3.昆布をハサミで細切りにする。人参をスルメと同じくらいの細さに千切にし、さっとゆがいておく。

4.小鍋に調味料(醤油・酒・みりん・砂糖・鷹の爪)を入れ、ひと煮立ちさせる。

5.ボウルにスルメ、昆布、人参を入れて漬け汁で和える。保存容器に移して冷蔵庫で保存。時々全体を混ぜて、2~3日漬ける。

数の子をプラスしてお正月の一品にも◎

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato