鍋物には欠かせない「春菊」。名前に“春”がつきますが、旬の時期は11月~2月頃の秋から冬にかけてです。独特の香りがあって苦手な方も多いかもしれませんね。最近は、クセが少なくて食べやすい品種も流通しているようです。鍋物のイメージが強い春菊ですが、柔らかい葉などは生のまま、サラダとしてもいただけますよ。春菊はβ-カロテン、ビタミンCやB群、ミネラルも豊富な緑黄色野菜です。ホウレンソウや小松菜などと同様に、おひたしや炒め物など、いろいろなお料理に是非取り入れてみてください。春菊はご飯ともよく合いますので、焼き込みご飯やチャーハンなどにもどうぞ。β-カロテンは油と一緒に食べると吸収率が高まりますから、炊き込みご飯にはごま油をプラスして。香り良く仕上げるために、炊き上がる直前に混ぜるのがおすすめです。

材料

  • 有機白米     2合
  • 有機春菊  150g
  • 有機生姜    20g
  • 油揚げ   1/2枚
  • 水     360ml
  • 昆布    1枚 (5㎝角くらい)
  • 自然塩   小さじ1
  • 胡麻油   小さじ1
  • 炒り白ごま 大さじ1

道具

  • 土鍋
  • ざる

作り方

1.鍋に湯を沸かし、春菊をさっと10秒ほど茹でてすぐ冷水にさらし、水気を絞っておく。

2.お米は炊く1~2時間程度前に、研いで水に浸しておく。土鍋にお米、千切りにした生姜、細切りにした油揚げ、昆布、胡麻油、塩を入れる。

3.土鍋を10分ほど中火にかけ沸騰した頃、弱火にしてさらに10~15分程度炊く。
※炊く時間は鍋や火加減によって異なりますので調整してください。
※電気炊飯器でも炊けます。

4.炊きあがり直前に、小口切りにした春菊を加える。炊きあがったら火を止めて蒸らす。

5.昆布を取り出し、ほぐすように混ぜ合わせる。

6.胡麻を加えて混ぜる。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato