2月3日は節分の日。立春の前日のあたり、文字の通り季節を分ける日です。季節の変わり目の邪気を追い払うため、「鬼は外、福は内」と、鬼に豆をぶつける恒例行事。「豆撒き」をしたり、年の数だけ豆を食べることで一年の無病息災を祈ります。

この時期になるとスーパーではもちろん、自然食品店などでも売り場に並ぶ福豆。パッケージが節分用となっていると、節分を過ぎると売れ残ってしまいがちですよね。そこで発注を控えめにしすぎれば機会損失になりかねない、、ということで、こういった季節関係の商品はお店の人間にとっては、毎回発注量には頭を悩まされるものなのです。販売されている節分用豆を購入するのも良いですが、豆まきの豆は「炒り大豆」。シンプルに大豆を炒るだけ、なのだから、売り切れであっても大豆があれば大丈夫ですよ。また、節分を過ぎて余ってしまった炒り大豆も、アレンジして美味しく食べましょう。

材料

  • 国産有機大豆 適量

【砂糖がけアレンジ用】

  • オーガニックブラウンシュガー 50g
  • 水  大さじ1
  • 好みで、抹茶、きなこ、すりごまなどを用意

道具

  • フライパン

作り方

1.フライパンに豆を入れ、焦がさないように、適宜フライパンをゆすり豆をかき混ぜながら、弱火でじっくり炒る。ぱちぱちとはじけて豆の中まで火が通るまでしっかり炒る。

※炒る前、豆はさっと洗うか拭くなどして表面のごみや汚れをとる。
※一晩水に浸しておいた大豆を、水気をしっかりきって表面を乾燥させてから炒ると、ソフトタイプの煎り大豆に。

【アレンジ】
フライパンに砂糖と水を入れて、弱火で砂糖を煮溶かし、焦がさないように煮つめる。火を止め、フライパンの砂糖液に炒り大豆を加えからませながら、砂糖液がさめて白っぽくなってくるまで混ぜ続ける。炒り大豆に砂糖がコーティングされたら出来上がり。

そのままでも美味しく食べられるが、きなこや抹茶、すりごまなど、好みの粉末状のものをかければカラフルで色々なフレーバー楽しめ、美味しくいただける。是非お試しを!

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato