冬の寒さが本格的になってくると恋しくなるのが、冷えた体を芯から温めてくれるアツアツのお汁粉ですよね。自動販売機でも缶入りのお汁粉や、今ではお湯を注いで作るインスタントのお汁粉なども販売されています。でもやっぱり一番美味しい!と感じるのは、小豆を炊いてつくる自家製のお汁粉。使用する砂糖の種類や甘さの加減も自分好みにできるのが、手作りのいいところ。地域によっても異なりますが、一般的には「鏡開き」は1月11日に行われます。鏡開きの日にはお供えした鏡餅を使って、一年間の健康や幸せを願いながら美味しくお汁粉をいただきましょう。

材料

  • 水    800ml~1,000ml
  • 有機小豆  150g
  • 甜菜糖    100g~
  • 自然塩    少々
  • 有機玄米餅 適量

※お餅はお好みのものでOK。鏡開きには、お供えの鏡餅を使用して。

道具

  • 木べら
  • ざる

作り方

1.有機小豆をさっと水で洗い、たっぷりの水(分量外)と一緒に鍋に入れて強火にかける。沸騰したらざるに上げて一度茹で汁を捨て、再びたっぷりの水を入れて火にかける。これを1~3回繰り返し、渋抜きする。渋抜きが終わったら、800ml程度の水で煮る。指で潰せる程度にやわらかくなるまで、じっくり小豆を1時間程度炊く。
※途中、ゆで汁が少なくなったら、適宜水を差す。
※灰汁を適宜取り除く。
※あらかじめ小豆を水に浸けておく必要はない。

3.砂糖を2~3回に分けて入れる。最後に塩少々を入れて味を整える。
※砂糖はキビ糖、黒糖など、好みのものでOK。好みの甘さに適宜増減してください。

3.玄米餅を焼く。器に餅と小豆の汁を入れて、盛り付ける。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato