鰹節で出汁をとると必ず出てしまう「だしがら」。水分を含むと少ないように見えるが、1リットルの出汁をとるのに使う鰹節が約30~40g、乾燥した状態で袋に入ったものをイメージするとわかるように、実は結構な量です。あっという間にかなりの量のだしがらが出てしまい、使い切れずに溜まってしまいがち。鰹節のだしがらを甘辛く味付けした「ふりかけ」にするのが最もポピュラーな活用法ではありますが、単調な味になりやすく飽きてしまいやすいのですよね。ちりめんじゃこや胡麻、刻み海苔などをたっぷり加えると、ワンランク上の高級ふりかけに変身します!基本は炊き立てのご飯にそのままたっぷりかけて。納豆に加えたり、冷ややっこなどにかけたりしても美味しい。おにぎりの具やお弁当、炒飯などにもおすすめですよ!

材料

  • 鰹節のだしがら   (花かつおで70g~80g程度)
  • ちりめんじゃこ   15g
  • 有機煎り白ごま   15g
  • 刻み海苔      15g
  • 有機淡口醤油  大さじ5
  • 酒    大さじ2
  • みりん  大さじ2
  • 甜菜糖  大さじ1

道具

作り方

1.出汁をとった後の鰹節を、水っぽさがなくなるまで乾煎りする。

基本の出汁の取り方「鰹だし」

2.ちりめんじゃこ、合わせた調味料(醤油、酒、みりん、甜菜糖)を入れて水分を飛ばしながら煮る。白ごまを加え汁気がほぼなくなったら火を止めて冷ます。

※途中味を見て、適宜調味料を足し好みの味に仕上げてください。
※焦がさないように注意してください。

3.完全に冷めてから、刻み海苔を加えてまんべんなく混ぜて出来上がり。

炊き立てご飯のお供に◎

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato