南仏の定番煮込み料理、ラタトゥイユ(ratatouille)。煮込み料理というと秋から冬のイメージですが、メインの野菜はズッキーニやナスなど旬の夏野菜です。アツアツの出来立ても美味しいですが、冷たく冷やしてもまた美味しい。また、作りたてより1日、2日と時間がたつとクタッと食感も変わり、野菜に味が浸みてより一層美味しくなるので、作り置きのおかずとしてもおすすめですよ。是非、旬の有機野菜をふんだん使って!そのままはもちろん、オムレツ、肉や魚料理の付け合わせにするなど様々なアレンジも楽しみましょう。

材料

  • 有機ズッキーニ 2本(300g)
  • 有機なす   2~3本(250g)
  • 有機パプリカ(カラーピーマン)赤・黄 250g
  • 有機玉ねぎ   大1/2個(150g)
  • ブラウンマッシュルーム 小6~7個(50g)
  • 有機ホールトマト 250g
  • 有機にんにく   1片
  • 有機唐辛子    1本
  • 有機ローリエ   1枚
  • 有機タイム(生)  2~3本
  • 有機オリーブオイル 大さじ3~
  • 有機ブラックペッパー 適量
  • 有機パプリカパウダー 適量
  • 岩塩       適量

道具

  • フライパン

作り方

1.玉ねぎ、パプリカをざく切りにする。マッシュルームは石突をとりスライスしておく。ニンニクはみじん切りにしておく。鍋に大さじ1程度のオリーブオイル、皮をむいて潰したニンニク、赤唐辛子を入れて熱し、マッシュルーム、玉ねぎ、パプリカを順番に入れて炒める。

2.しんなりしてきたらホールトマトの果肉を潰しながら加える。ローリエを入れ、鍋にふたをして弱火で煮る。

※ホールトマトではなく生のトマトを湯剥きして入れてもOK。

3.2を煮ている間に、1.5cm程度の輪切りにしたズッキーニ、ナスを、それぞれ少量のオリーブオイルをひいたフライパンで軽く塩を振って両面を焼く。

※ズッキーニや茄子はダイス状、乱切りなど、好みで大きさや形はアレンジしてください。

※なすとズッキーニは崩れやすく、煮てるうちにクタクタになりやすい為、厚めに切り個別に焼いてから加えるのがおすすめ。

4.鍋に3のズッキーニと茄子、タイムを、2の鍋の具材の上にのせるように入れて蓋をし、野菜の水分で蒸し煮にする。途中ふたを取り、塩、こしょうを加えて味を調え、全体を時々混ぜながら煮る。仕上げにオリーブオイルを適量まわしかけて出来上がり。

そのまま熱いうちにいただいても、また、一晩おいて味しっかり味を含ませていただいても、冷やしても◎

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato