「新生姜」は本来露地ものであれば秋が旬ですが、初夏にはハウス栽培物がたくさん出回るようになります。新生姜を使った「紅生姜」や「甘酢漬け」は、代表的な初夏の手しごとのひとつです。新生姜の甘酢漬けはいわゆるお寿司に添えられる「ガリ」のことですが、いつもはお寿司と一緒にいただく脇役的な存在とはいえ、いつもの食卓にもちょっとした箸休めに、あると嬉しい一品ですよね。6月~8月のちょうど暑さが増してくるこの時期に、食欲が落ちそうなときもさっぱりと美味しくいただける新生姜の甘酢漬け。お魚やお肉料理などに合わせたり、刻んで和え物やサラダなどに入れても美味しい!

材料

  • 新生姜    250g
  • 有機米酢 250ml
  • 砂糖  80g~
  • 自然塩  大さじ1/2

道具

  • ざる
  • 保存容器
  • スライサー

作り方

1.新生姜を水で良く洗い、土など汚れを落とす。節ごとに切り分け、薄く皮を剥く。スライサーなどで薄くスライスして水にさらす。

2.鍋にお湯を沸かしお酢小さじ1程度(分量外)を入れ、ざるにあげて水気を切った新生姜のスライスをさっと湯通しする。

3.ざるにあげて水気を切ってから、塩を全体にまぶす。塩により水分が出てきたらぎゅっと絞り、ボウルまたは保存容器に移す。

4.鍋に有機米酢、砂糖を入れて一度煮立て、熱いうちに生姜の入った容器に注ぎ入れる。
※淡いピンク色に変化します

そのまま粗熱をとり、一晩以上漬けてできあがり。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato