一年中、季節をとわず入手可能で安価なキノコ「えのき」。一般に広く流通している、あの白くひょろひょろとした姿のエノキタケは、菌床栽培されたもので、もやしのように日光を当てずに栽培されています。天然物は、収穫できるのも晩秋から冬にかけてと限定されるため、なかなかお目にかかることができませんが、日光に当たり茶色でかさの部分も大きく、丈も短い。見た目も味も別物のようです。
エノキタケは、ご飯のお供の代表格「なめたけ」でもおなじみですね。実は、「なめたけ」は一般的に市販されている、あの瓶入りの佃煮を総称するものと思っていましたが、実はエノキタケの別名であって、佃煮や商品名ではないのです。「なめたけ」は、市販のエノキで簡単に手作りできちゃいますよ!是非、秋の新米の季節に、炊き立てご飯のお供にどうぞ。
材料
- えのき 約380g(正味320g)
- 有機醤油 大さじ5
- みりん 大さじ5
- 酒 大さじ3
- 有機米酢 小さじ2
道具
- 鍋